ユーロ円の週足チャートです。
2020年5月4日の週に安値114.397を付けてから上昇に転じ、長い期間の上昇トレンドを形成中です。
今後の上値目標は、2018年4月の高値133.486付近と2018年9月の高値133.131付近のレジスタンスゾーン。
そこを抜けると次は、2018年1月末に付けた高値137.507付近を目指す展開が想定できます。
しかし、133円前半のレジスタンスは、2018年に2度跳ね返されている強力なゾーンです。
売りの圧力が強くなることを意識しておかなければいけません。
下げてきた場合は、上昇トレンドライン付近で買いが入るか見ていきましょう。
トレンドラインを割った場合、2021年1月4日の週の高値、127.493付近が次のサポートになりそうです。
次に日足チャートを見ていきます。
2021年5月10日に上値を試しましたが、132.529を高値に押し戻されています。
2021年4月6日の高値132.366を上抜いていることもあり、買い勢の強さがうかがえますが、積極的な買いが入りにくいゾーンです。
日足チャートで、このレジスタンスゾーンを実線で上抜いてくれば、買いが強まってくるでしょう。
5月5日に付けた安値130.980付近を下限に、BOX相場を形成する可能性もあります。
また、下値には、サポートライン、日足トレンドライン、週足トレンドラインと複数の押し目買いポイントが控えています。